音楽などのカルチャーを取り入れているブランドは多数ありますが、その中で異彩を放っているのがWACKO MARIA(ワコマリア)です。
WACKO MARIA(ワコマリア)はデザイナーの経歴が一般的なブランドとは異なっており、独創的なアイテムを多数展開しています。
そんなWACKO MARIA(ワコマリア)の特徴や魅力、おすすめアイテムなどをご紹介します。
目次
WACKO MARIAについて
WACKO MARIA(ワコマリア)は日本で誕生したファッションブランドの一つです。
ドメスティックなイメージを持つ、いわゆるドメス系ブランドにカテゴライズされています。
ブランド名はラテン語を取り入れており、「へんてこマリア」という意味を持っています。
WACKO MARIAの歴史
WACKO MARIA(ワコマリア)は2005年に誕生しました。
設立当初から音楽に重点を置くなど、一貫したコンセプトの元でアイテムをリリースしています。
2011年には、アートな視点からコレクション展開することを目的に、アーティストと積極的にコラボを行っています。
同年にはフォトブックを発表するなど、アパレルの域を超えた活動を実施しました。
2015年には、フラッグショップとなるパラダイス東京を中目黒にオープンしています。
さらに翌年にはCONVERSE(コンバース)とコラボしたスニーカーを発売するなど、積極的にブランド展開を行っています。
WACKO MARIAの設立者について
WACKO MARIA(ワコマリア)は、森敦彦氏と石塚啓次氏の2名によって立ち上げられました。
デザインを森氏がディレクションを石塚氏が担当しています。
一般的なファッションブランドだと、アパレル業界と深い関わりを持った人物が立ち上げるケースがほとんどです。
一方のWACKO MARIA(ワコマリア)は、ブランドを設立した両者ともアパレルとは関わりが薄く、元Jリーガーという異色の経歴を持っています。
しかし、その分既存の枠にとらわれず、自由な発想で各種アイテムを制作しています。
WACKO MARIAの特徴
WACKO MARIA(ワコマリア)はドメス系のテイストを取り入れる一方、デザインは使いやすさも考慮されています。
他ブランドとも積極的にコラボしており、様々なアイテムを販売しています。
音楽やアートなどからインスピレーションを得ている
WACKO MARIA(ワコマリア)は、主に音楽やアートなどのカルチャーを取り入れているブランドです。
これらの分野を重視しており、アイテム一つひとつのデザインに落とし込んでいます。
また音楽・アートからインスピレーションを得るだけでなく、多彩な文化も取り入れています。
各アイテムはメッセージ性があるため、それを紐解いていく楽しみも味わえます。
多種多様なアイテムをリリースしている
WACKO MARIA(ワコマリア)はアパレルから雑貨小物まで、様々なアイテムをラインナップしています。
主力となっているアイテムはトップスなどのアパレルで、シンプルなデザインからヒョウ柄など派手なものまで多彩なデザインを展開しています。
また雑貨類はシューズやキャップ、バッグなど多彩で、WACKO MARIA(ワコマリア)らしいデザインが取り入れられています。
この他にも財布やサングラス、各種アクセサリー類も手がけています。
価格は商品によって大きく異なりますが、興味がある方は一度チェックしてみると良いでしょう。
ドメス系ながらも使い勝手を意識したデザイン
WACKO MARIA(ワコマリア)はドメス系に分類されるブランドですが、使い勝手も意識されています。
一般にドメス系はデザインのクセが強く、使いづらいと感じる方も少なくないのが特徴です。
アイテムによっては、コーディネートが限られてしまう場合もあります。
一方のWACKO MARIA(ワコマリア)は、クセの強いアイテムはあまり多くありません。
ほとんどのアイテムは使い勝手がよく、様々なスタイリングに合わせることができます。
30代前半をブランドのターゲットにしているため、中年層でも使いやすいのが魅力です。
さほどドメス系という点を意識せずに使い回せます。
他ブランド・アーティストとのコラボアイテムもリリース
WACKO MARIA(ワコマリア)は、様々なブランドとのコラボアイテムを販売しています。
特にコラボアイテムが多いのはシューズで、CONVERSE(コンバース)やDR. MARTENS(ドクターマーチン)、Clarks(クラークス)などとコラボしています。
またフォトグラファーやアーティストとのコラボも積極的です。
中でも多いのはアロハシャツで、作品のコラージュをプリントしたものやポラロイド写真をあしらったものなどを販売しています。
WACKO MARIAのおすすめアイテム
WACKO MARIA(ワコマリア)は多彩なアイテムを手がけていますが、中でもおすすめのものは以下の3つです。
ドメス系ブランドが好きな方は、ぜひチェックしておきましょう。
根強い人気を集めるアロハシャツ
WACKO MARIA(ワコマリア)のアイテムの中でも、特に根強い人気を集めているのがアロハシャツです。
ブランドの代表アイテムと言ってもよく、毎年多彩なバリエーションのシャツが登場しています。
WACKO MARIA(ワコマリア)のアロハシャツは柄が特徴的で、和柄やアニマル柄なども取り入れています。
アロハシャツの定番は花柄ですが、逆に花柄のものはほとんどありません。
そのため、少し変わったデザインのアロハシャツが欲しい方におすすめです。
定番アイテムのセットアップ
ジャケットとトップスが一緒になったセットアップも、WACKO MARIA(ワコマリア)を代表するアイテムの一つです。
アロハシャツと並ぶ人気を有しており、クオリティの高さが評価されています。
WACKO MARIA(ワコマリア)のセットアップはシルエットが細めで、きれいめなコーディネートにも合わせられます。
仕立てがかなり上質なため、オフィスカジュアルスタイルにも使いやすいのが魅力です。
バリエーション豊富なジャケット・アウター
ジャケットやアウター類もWACKO MARIA(ワコマリア)でおすすめのアイテムです。
アウター類はバリエーションが豊富で、様々なデザイン・ディティールのアイテムを展開しています。
中でも定番はミリタリージャケットで、N-1やM-65などを手がけています。
いずれもシンプルなデザインが多く、ミリタリー系以外の幅広いコーディネートに取り入れています。
他にも、刺繍を随所にあしらったベトナムジャケットやファーコートも人気です。
WACKO MARIAの公式サイト・SNS
WACKO MARIA(ワコマリア)は、自社で公式サイトやオンラインストアを運営しています。
公式サイトでは、新商品やコレクション情報が掲載されています。
コラボ情報やイベントなどのニュースも載っているため、いち早く情報を入手したい方はこまめにチェックしてみましょう。
一方、WACKO MARIA(ワコマリア)はfacebookやInstagramのアカウントも運営しています。
いずれも新作アイテムの情報やブランドのイメージ画像、コーディネート事例などが掲載されています。
参考になる投稿も多いため、アカウントを開設している方は一度覗いてみましょう。
まとめ:WACKO MARIA ブランドリリース
WACKO MARIA(ワコマリア)は2005年に誕生したブランドで、音楽やアートなどカルチャーに着想を得ています。
他ブランドやアーティストとのコラボにも積極的で、様々なアイテムを手がけています。
ドメス系ながらもデザインのクセは抑えられており、使いやすいものが多いのも魅力です。
もしドメス系のブランドに興味がある方は、公式サイトなどでアイテムの情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。
PROFILE
- 古着屋「BUYER'S GARMENT」を運営する元メンズアパレルデザイナー。
セレクトショップのECサイト運用担当後、WEBマーケティング業界に従事し、事業部長などのキャリアを経験。
起業後は「サーフ」「アウトドア」「スポーツ」「ストリート」などのアクティブなメンズファッションやライフスタイル情報を発信するIDEALVINCI専属ブロガーとしても活躍。「メンズ古着」「リユースファッション」などの情報も発信。
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