近年、無数に生まれる新しいギアの中で、一体どれほどのブランドが際立っているでしょうか?
アウトドアに必須の個性と歴史、そして看板モデルを持つRocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベッド)は、その中でも注目のブランドの一つと考えます。
そこで、アウトドアファンにとって必見のこのブランドについて徹底的に紹介します。
目次
Rocky Mountain Featherbedについて
1960年代後半、Rocky Mountain Featherbed (RMFC)はワイオミング州のジャクソンホールで設立されたウェアブランドです。
アイテムには、ネイティブアメリカンの影響を受けたダウンウェアがあります。
Rocky Mountain Featherbedの歴史
元々カウボーイ向けの防寒具として知られ、継ぎ目のない一枚皮を使用したダウンベストが防寒性と保温性が高いと評価されました。
特にムートンの衿と一枚裁ちのCHRISTY VESTが好評を得ています。
1970年代には、ハイテク素材のゴアテックスをいち早く取り入れ、マウンテンパーカを製作します。
しかし、1980年代後期は残念ながらブランドは消滅してしまいます。
2005年、世界的に有名なヴィンテージコレクター寺本欣児の手により日本で復刻されたRocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベッド)は、レザーとナイロンのコンビネーションデザインとして、その確かな技術と機能性、品質からヴィンテージマニアをもうならせ、モダンな味付けが加えられたブランドとして各方面から高い評価を受けています。
ラインナップ
Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベッド)の代表的なアイテムは種類によっても様々です。
ダウンベストでは、CHRISTY VEST、DENIM DOWN VEST、DOWN VEST NYLON、NS DOWN VESTなどがあります。
ダウンパーカーでは、NS DOWN、PARKADOWN、MOUNTAIN PARKAなどが展開されています。
アイテムの特徴と魅力
オリジナルブランドが終了したとしても、Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベッド)の復刻モデルはオリジナルに非常に近いアイテムとしています。
そのため、2018年現在でもモダンな感覚を巧みに取り入れ、確かな存在感を示しています。
ブランドの魅力は、ウエスタンラネイティブアメリカンの融合によるプレミアムなデザイン性と極寒地でも頼りになる高い防寒性にあります。
特にカジュアルからストリート、モードまで幅広く対応でき、年齢を問わず使い続けられるデザイン性は非常に注目です。
サイズ感
Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベッド)のダウンベストは、アメリカおよびイギリスのサイズ表記となります。
具体的には、日本のS、M、Lというサイズ表記では無く、36、38、40と数字での表記です。
サイズ感は、36=Sサイズ 38=Mサイズ 40=Lサイズとなりますので目安としてください。
Rocky Mountain Featherbedのこだわり
Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベッド)の製造工程では、こだわりの素材が多く使われています。
そこで、CLASSIC TAFETTA、DOWN、LEATHERについて紹介をします。
CLASSIC TAFETTA
一枚革のレザーヨークとナイロンのコンビネーションがマッチしたRocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベッド)の代表的シリーズのHERITAGEラインですが、その素材に必要不可欠の素材があります。
それが特注の70Dナイロンタフタです。
通常のナイロンタフタは210本の打込み本数でアクリルコーティングを施し防水性を持たせますが、通気性が制限されてしまう欠点が生まれてしまいます。
しかし、このブランドのCLASSIC TAFFETAは50本以上の打込み本数を増やし、シレー加工を施すことでより通気性を確保しつつ同等の防水性を実現しています。
ダウン
Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベッド)では、ヨーロッパ産の高品質なダウンを採用しています。
比率はダウン90%、フェザー10%の配合率で、独特のロフト感を演出しています。
またクオリティーの高さを保つため、ダウンの洗浄は日本国内で行っているこだわりを持ちます。
レザー
タンニンとクロムの絶妙なコンビネーションなめしで仕上げられたレザーは、染料染めにより本来の自然な風合いを保ちつつ洗練された質感を演出しています。
ボタン
Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベッド)では、ドットボタン、パールドット、ニッケルボタンなどが使用されます。
どれも2つのツメを曲げて留める独自の形状としていますが、現在は廃盤となっています。
しかし、復刻版では廃盤となった型を特別に再生産し、台座裏面にはRMFBの刻印を施しています。
人気アイテム
秋冬のトレンド定番と言えるRocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベッド)のダウンベストは、不動の人気を誇るアイテムです。
抜群の機能性と着心地の良さ、特徴的なレザーとナイロンの切り替えが施されたデザインで洗練されたスタイルで男女を問わず人気です。
また自身の好みやスタイルに合わせたカラーバリエーションが豊富なのも魅力です。
定番モデル
Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベッド)の代表であるクリスティダウンベストは、定番の人気モデルです。
このブランドのアイコンである一枚革の肩ヨーク、特注ナイロンの表・裏地、パール釦の採用など細部にわたりこだわりが見受けられます。
また襟には天然ムートン、中綿にはヨーロッパ産ダウンが使用され、優れた防寒性を備えています。
短い丈感なので、低めの身長でもスタイルよく着こなせる素晴らしいアイテムです。
BEAM別注ダウンベスト
クリスティーベストのBEAM別注ダウンベストは、Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベッド)の人気モデルです。
デニムに加工感をプラスし、一枚革のウエスタンヨークと天然ムートン襟の組み合わせがアメカジスタイルを更に際立たせる魅力的な一着に仕上げています。
CRIMIE特注のレザー ダウンベスト
CRIMIEの特注のレザーダウンベストは、スペインラムレザーを贅沢に使用した軽量で柔らかな質感が特徴です。
一枚革のヨークや刺繍入りのレザーネームなど、不変の格好良さと遊び心を兼ね備えた気品ある贅沢なコラボアイテムとなっています。
AKM別注のクリスティダウンベスト
AKM別注のクリスダウンティベストは、高級感漂うレザーとベルベットの組み合わせを特徴としています。
ラメ糸を織り交ぜたワインと黒の2色展開のベルベット、牛革を使用した一枚革ヨーク、光沢タフタの裏地、伊・フィオッキ社製の釦など細部にこだわりが見られます。
Rocky Mountain Featherbedの公式サイトとSNS
オフィシャルサイトは洗練されたすっきりとしたデザインで、新製品や製造工程のこだわりの情報が発信されています。
またブランドの最新情報、直営店の取扱商品やスタッフのスタイリングなどの情報が、Blog & Instagramで展開されています。
公式サイト:https://rocky-mountain-featherbed.com/
Instagram:https://www.instagram.com/rocky_mountain_featherbed/
Facebook:https://www.facebook.com/rockymountainfeatherbed/
まとめ:Rocky Mountain Featherbed ブランドリリース
Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベッド)は、アメリカ発祥のウエアブランドです。
カウボーイテイストを取り入れた防寒ウエアとして圧倒的な人気を誇ります。
ブランド自体は一時期消滅した歴史がありますが現在は復刻モデルの登場もあり、ヴィンテージ市場でも良く見られるようになりました。
そんなブランドですが、品質、伝統、クオリティで世界中のファッション愛好者を魅了し続けています。
PROFILE
- 古着屋「BUYER'S GARMENT」を運営する元メンズアパレルデザイナー。
セレクトショップのECサイト運用担当後、WEBマーケティング業界に従事し、事業部長などのキャリアを経験。
起業後は「サーフ」「アウトドア」「スポーツ」「ストリート」などのアクティブなメンズファッションやライフスタイル情報を発信するIDEALVINCI専属ブロガーとしても活躍。「メンズ古着」「リユースファッション」などの情報も発信。
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