REMI RELIEF(レミレリーフ)は、ヴィンテージ感と現代的な感性を融合させた独自のスタイルで注目を集める日本発のファッションブランドです。
創業者である後藤豊氏が手掛けるプロダクトは、細部にまでこだわった職人技や、素材への徹底したこだわりが特徴です。
本記事では、そんなREMI RELIEF(レミレリーフ)の起源と歴史、創業者の背景、デザインの特徴やスタイルについて詳しくご紹介します。
目次
REMI RELIEF(レミレリーフ)の起源と歴史
REMI RELIEF(レミレリーフ)は、2007年にデザイナーの後藤豊氏によって日本で設立されたファッションブランドです。
ブランド名は、「REMIX=ミキシングし直す」という工夫と「RELIEF=取り除く」という作業を意味し、各工程に工夫を加えながら余分なものを取り除くことで「良いもの」を生み出すという職人の思想が反映されています。
ブランドの起源
後藤氏は名古屋のアパレル企業での勤務を経て独立し、REMI RELIEF(レミレリーフ)を立ち上げました。
ブランド設立の背景には、古き良き時代のアメリカを表現したいという思いがあり、「HIGH QUALITY OF LIFE」、すなわち量ではなく質を重視する理念のもと、全ての工程にこだわりを持ち、無駄を取り除いた「究極のアメリカンベーシック」を追求しています。
ブランドの歴史と発展
設立当初から、REMI RELIEF(レミレリーフ)はアメカジをベースに、復刻的なアメカジではなく、ヨーロッパから見たアメリカの視点で再構築したスタイルを提案してきました。
特に、オリジナルの素材開発や職人の手作業による加工技術により、ヴィンテージの風合いを持つ製品を生み出しています。
岡山県児島に自社工場を構え、デニム製品の加工や染色を行うことで、独自の色落ちや風合いを実現しています。
特徴的なプロダクトと技術
REMI RELIEF(レミレリーフ)の代表的なアイテムには、デニムウエスタンシャツやクルーネックスウェットがあります。
これらの製品は、オーガニックコットンの使用や独自の染色技術、職人の手作業による加工など、細部にまでこだわりが詰まっています。
特に、インディゴ染めの技術においては、直接染料を使用し、時間をかけて自然な色落ちを表現する方法を採用しています。
ブランドの理念と未来
REMI RELIEF(レミレリーフ)は、「見たことのないものを見せたい」という理念のもと、奇抜なデザインではなく、ありそうでなかったものを提供することを目指しています。
そのために、新しい素材や加工技術の開発に取り組み、常にものづくりの根底を探求しています。
また、国内外での評価も高く、アメリカやヨーロッパのバイヤーからも支持を受けています。
REMI RELIEF(レミレリーフ)は、設立から10年以上を経た現在も、その独自の視点と技術力でファッション業界に新たな価値を提供し続けています。
今後も、伝統と革新を融合させたプロダクトで、多くのファンを魅了し続けることでしょう。
創業者 後藤豊について
REMI RELIEF(レミレリーフ)の創業者でありデザイナーである後藤豊氏は、日本のファッション業界で長年にわたり活躍してきた人物です。
彼の経歴やブランド設立の背景、そして独自のものづくりへのこだわりについて詳しく見ていきましょう。
経歴とブランド設立までの道のり
後藤氏は、名古屋のアパレル企業で10年以上にわたり企画職として経験を積みました。
その後、独立を果たし、2007年に自身のブランドであるREMI RELIEF(レミレリーフ)を立ち上げました。
ブランド名には、「REMIX=ミキシングし直す」と「RELIEF=取り除く」という意味が込められており、各工程に工夫を加えながら余分なものを取り除くことで「良いもの」を生み出すという職人の思想が反映されています。
ものづくりへのこだわりと自社工場の設立
後藤氏は、理想の製品を追求する中で、既存の工場では自身の求める品質や加工を実現することが難しいと感じ、自社工場の設立を決意しました。
ブランド設立2年目には、デニムの聖地として知られる岡山県児島に自社工場を構え、徹底的な加工技術の追求を始めました。
自社工場を持つことで、独自の染料の開発や、時間をかけた自然なヴィンテージ加工など、他社では真似できない高品質な製品作りを可能にしています。
デザインとヴィンテージへの情熱
後藤氏は、ヴィンテージファッションやミリタリースタイルに強い関心を持ち、そのエッセンスを現代風に再解釈したデザインを展開しています。
彼自身がグラフィックデザインを手掛け、プリントの図案も自ら作成しています。
また、70年代までのヴィンテージウェアの風合いを再現するため、オリジナルの染料や顔料を開発し、独自の加工技術を駆使しています。
ブランドの未来と展望
ブランド設立から10年以上が経過し、後藤氏は次の10年に向けての展望も語っています。
現在の顧客層である20代から30代に加え、ブランド創設時からのファンが年齢を重ねても愛用できるような、より大人向けのリアルクローズの展開を視野に入れています。
また、ネットやSNSを活用した情報発信にも力を入れ、ブランドの訴求力を強化していく意向を示しています。
後藤豊氏の飽くなき探究心とものづくりへの情熱は、REMI RELIEF(レミレリーフ)の製品一つひとつに息づいており、今後もその独自性と高品質で多くのファンを魅了し続けることでしょう。
REMI RELIEF(レミレリーフ)のデザインの特徴とスタイル
REMI RELIEF(レミレリーフ)は、古き良きアメリカのヴィンテージスタイルを現代風に再解釈し、高品質なアメリカンベーシックを追求する日本のブランドです。
そのデザインは、素材選びから加工技術、シルエットに至るまで、細部にわたるこだわりが感じられます。
ヴィンテージ感の再現
REMI RELIEF(レミレリーフ)の最大の特徴は、独自の加工技術によって自然な色落ちや風合いを再現し、まるで長年着込んだかのようなヴィンテージ感を持たせている点です。
岡山県児島に自社工場を構え、職人の手作業で一枚一枚丁寧に加工を施しています。
例えば、デニム素材には緯糸にカーキ色の糸を混ぜ、旧式のシャトル織機で織り上げた8オンスデニムを使用し、深みのある色合いを実現しています。
素材へのこだわり
素材選びにも徹底したこだわりを持ち、オーガニックコットンを使用したスウェットや、直接染料を用いたインディゴ染めなど、環境にも配慮した素材と技術を採用しています。
これにより、着心地の良さと独特の風合いを両立させています。
シルエットとディテール
シルエットは、現代のトレンドを取り入れつつも、過度な装飾を排したミニマルなデザインが特徴です。
例えば、デニムショーツでは膝上のレングスと切りっぱなしの裾、太すぎず細すぎない絶妙なシルエットを採用し、リラックスした雰囲気を演出しています。
日常に溶け込むデザイン
REMI RELIEF(レミレリーフ)の服は、気合を入れて着る特別な服ではなく、日常を少しだけ彩る普段着としてデザインされています。
着用した瞬間から何年も着込んで馴染んだように感じられる素材と加工を提供し、違和感を感じない、疲れない衣料を目指しています。
コラボレーションと新たな挑戦
ブランドは他社とのコラボレーションにも積極的で、例えば、バッグブランドのBRIEFINGとのコラボでは、「バッグとウェアの融合」をテーマに、背面にウエストバッグをモチーフにしたポケットを配置したスウェットを展開しています。
これにより、機能性とデザイン性を両立させた新たなスタイルを提案しています。
総じて、REMI RELIEF(レミレリーフ)のデザインは、ヴィンテージ感と現代性を融合させた独自のスタイルであり、素材選びから加工、シルエットに至るまで、細部にわたるこだわりが詰まっています。
その結果、日常に溶け込みながらも個性を放つ、高品質なアメリカンベーシックを提供し続けています。
まとめ:REMI RELIEF(レミレリーフ) ブランドリリース
REMI RELIEF(レミレリーフ)は、創業者・後藤豊氏の職人としてのこだわりとヴィンテージファッションへの情熱が結実したブランドです。
そのデザインは、独自の加工技術や厳選された素材を活用し、古き良きアメリカンスタイルを現代的に再解釈したものとなっています。
日常に溶け込みながらも高い品質と個性を兼ね備えたアイテムは、国内外の多くのファンから支持を集めています。
これからもREMI RELIEF(レミレリーフ)は、伝統と革新を融合させた魅力的なスタイルで、ファッション業界に新たな価値を提案し続けることでしょう。
PROFILE
- 古着屋「BUYER'S GARMENT」を運営する元メンズアパレルデザイナー。
セレクトショップのECサイト運用担当後、WEBマーケティング業界に従事し、事業部長などのキャリアを経験。
起業後は「サーフ」「アウトドア」「スポーツ」「ストリート」などのアクティブなメンズファッションやライフスタイル情報を発信するIDEALVINCI専属ブロガーとしても活躍。「メンズ古着」「リユースファッション」などの情報も発信。
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