大人向けのブランドとして知られるnonnative(ノンネイティブ)。
シンプルでありながらもこだわりを感じられるディテールが支持されており、機能的にも優れたブランドとして人気を集めています。
そんなnonnative(ノンネイティブ)のこれまでの成り立ちを始め、こだわってきたブランドの特徴について解説していきます。
目次
nonnativeというブランド
nonnative(ノンネイティブ)は1999年に日本で立ち上げられた大人向けのファッションブランドです。
ブランド名の意味は「属さない、固有されない」から作られていて、ファッションに捕らわれない生き方をイメージしていると言います。
有名ブランドらしからず、ロゴデザインを服に載せて魅せつけるのではなく、あくまで着心地などを優先させたスタイルを貫いていることがブランド名にも現れています。
nonnative(ノンネイティブ)がどんな形で設立されてきたのか、詳しく紹介します。
nonnativeの創業
nonnative(ノンネイティブ)を創業したのは元モデルであり、映画監督という異色の経歴を持つサーフェン智です。
2001年にBEAMS(ビームス)とSILAS(サイラス)で働いた経験のあるデザイナーの藤井隆行が参加し、nonnative(ノンネイティブ)は大きく飛躍するきっかけになりました。
サーフェン智は音楽や本などでインスピレーションを感じ、様々な雑貨なども扱っているのが特徴です。
特に直営店兼セレクトショップである代官山のVendorには、ファッションの定義として服やジャンルだけにこだわらず、特別なアイテムを多数取り揃えています。
柔軟性のある考え方を持ち、固定概念にもこだわりを持っていないのがサーフェン智の魅力と言えるでしょう。
nonnativeの成り立ち
nonnative(ノンネイティブ)は1999年にサーフェン智によって設立されました。
2001年になると、現在のブランドデザインを全て担っている藤井隆行がnonnative(ノンネイティブ)に参加をすることになります。
2005年には代官山に直営店兼セレクトショップとしてvendorを展開し、ここでは他ブランドのアイテムや雑貨、書籍なども販売することになりました。
2007年にニューバランスとコラボしてシューズを定期的に展開し、2010年には中目黒へと移転を行い、2015年にはさらにvendorのリニューアルをしています。
新たなコラボとして、N-HOOLYWOOD(エヌ.ハリウッド)、White Mountaineering(ホワイトマウンテニアリング)、TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.(タカヒロミヤシタザソロイスト)とアイテムを開発しました。
そして、2016年になるとラコステと共に襟のついていないポロシャツを展開しています。
nonnativeが持つ特徴とは
nonnative(ノンネイティブ)はブランド名の由来にもなった「属さない、固有されない」の通り、従来のイメージに捕らわれないブランドイメージを構築しています。
「悠然と生きる」もコンセプトに挙げており、ブランドのロゴを前面に強く打ち出すよりも着用したときの心地良さなどを中心としたデザインが特徴でもあります。
大人が好む日常着
ファッショナブルでありながらも機能性にも長けており、それを日常的に着ることができるという点から大人向けのブランドと言えるでしょう。
スタイルとして決めつけられた形はなく、実用的な道具であり、装飾としても完全にマッチしています。
アウトドアやミリタリーを愛する大人の男性からも支持されるアイテムも揃えていると言います。
大人が日常的に着用する服として、あまり突飛で目立ちすぎることもなく、それでいてファッショナブルで繊細なデザインをしている点が多くのファンに支持されているのではないでしょうか。
nonnativeのこだわり
nonnative(ノンネイティブ)は着用して初めて実感できるような風合いや着心地の良さから、これまでブランドが作り上げてきたプライドを感じ取ることができるでしょう。
スタイルに合う生地の質はもちろん、丈夫に作られる繊維、実用的とも言える機能性にこだわっています。
時代が変わる毎にファッションのシルエットを再構築させ、都市での着用に合わせるだけでなく、ありとあらゆる場面に合わせられる新たなスタイルを作り出していると言います。
さらに、nonnative(ノンネイティブ)では毎回新たなテーマを掲げてブランドを作り上げています。
レースアップブーツ
nonnative(ノンネイティブ)が掲げるテーマのコレクションには、レースアップブーツが存在します。
細かい部分までnonnative(ノンネイティブ)のイメージが組み込まれているのが特徴です。
こだわりの深さから、2009年に登場したコレクションではブランドの特色を存分に発揮しています。
こちらは仕上がりの美しさにこだわりを持ったことから、主力ブランドの生産を行うイタリアで製作しています。
REGALとのコラボで革新的とも言えるようなアイテムを作り出したり、2016年にはウィングチップシューズをアップデートさせるなど、レベルの高いブーツの数々がラインナップされています。
アウター
nonnative(ノンネイティブ)のアウターはブランドの特徴とも言えるミリタリー、ワーク、アウトドアといったスタイルから機能性と言う部分を抜き取った良いところ取りなモデルです。
ブランドのテーマである属さない、固有されないことを重要視しており、独自性を醸し出しているのが特徴です。
着心地の良いフード付きのコートは防寒対策に長けているだけでなく、見た目的な良さと機能面も重視しています。
ミリタリーブルゾンは見た目的にもスッキリとしているのが特徴で、軽いことから着用において疲れにくいと言われています。
nonnativeとのコラボ
nonnative(ノンネイティブ)では、これまでいくつものブランドとコラボしてきました。
カナダのスウェットブランドREIGNING CHAMPとのコラボでは、お互いのデザイナー同士が一方だけでは作り出すことができないことを作りたいという熱い願いから実現しています。
パーカーやカーディガン、パンツなどを展開し、あまり他では見ることができないスタイルを登場させました。
REGALとのコラボでは、デザインや機能性にも長けているブーツなどを展開しました。
CONVERSEとはスニーカーを新たに作り出すことに成功しています。
ジャケットやバッグなどを展開したPILGRIM SURF + SUPPLYとのコラボでも、たくさんのファンを喜ばせました。
nonnativeの公式サイト・SNS
nonnative(ノンネイティブ)には公式サイトがあり、こちらのURLはhttps://nonnative.com/です。
インスタグラムやフェイスブックも展開しており、公式サイトでは様々な新着アイテムを見ることができます。
公式のSNSでは、最新モデルだけでなく出店に関する最新情報なども随時更新しているので、気になる方は細かくチェックしてみることをおすすめします。
まとめ:nonnative ブランドリリース
nonnative(ノンネイティブ)は既存のファッションイメージに捕らわれない、自由なスタイルを実現させているブランドです。
大人向けのブランドを追求することから、機能性を持ちながらもファッショナブルなスタイルを確率させています。
ブランドらしいロゴを前面に押し出しているのではなく、あくまで着心地や風合いにこだわった作りをしているのが特徴です。
たくさんの大人から愛されるブランドとして、今後のシリーズ展開にも期待が持てるでしょう。
PROFILE
- 古着屋「BUYER'S GARMENT」を運営する元メンズアパレルデザイナー。
セレクトショップのECサイト運用担当後、WEBマーケティング業界に従事し、事業部長などのキャリアを経験。
起業後は「サーフ」「アウトドア」「スポーツ」「ストリート」などのアクティブなメンズファッションやライフスタイル情報を発信するIDEALVINCI専属ブロガーとしても活躍。「メンズ古着」「リユースファッション」などの情報も発信。
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